県内日蓮宗のお坊様全員が会員になっております社教会は日蓮大聖人の教えをもとに社会の平和と福祉事業等の活動を行っています。
その為の会員相互の研修会と講習会を開催しています。
七百年前に宗祖日蓮大聖人は「蔵の財より身の財すぐれたり 身の財よりも心の財第一なり」と申されました。この御遺文は、本当に現実の日本社会をお救いくださる道筋、方向を教示頂いています。
現代社会は凶悪犯罪の低年齢化・家庭崩壊・政治不信・経済不況・食品の安全性まで混沌とした社会情勢です。世界に目を向ければ各地で紛争や飢餓が広がっており、人々は不安に悩まされ心身ともに苦しんでいます。このような多種多様の悩みに対応できるように活動しております。
令和5年度 社教会施設訪問日時 令和5年11月25日(土)午後2時
施設 〒849-1425 佐賀県嬉野市塩田町大字五町田甲2147
社会福祉法人たちばな会第一たちばな学園
訪問前に、今年3月に遷化された一遠院日脱上人(小寺大誠上人)に読経をあげました。
令和5年度社教会では佐賀県日蓮宗青年会のご協力を得まして上記のように 第一たちばな学園を訪問しました。
森永会長の挨拶の後、社会福祉法人たちばな会第一たちばな学園関係の皆様に、社教会と日青会の合同の身体健全・息災延命の加持祈祷を行いました。
余興 コロナで施設訪問を三年間出来てなくて、子供民謡 (民謡 青山会 会主青山陽風と共に)
小城市で活躍されている青山会皆様の民謡をご披露頂きました。
青山会の皆様今年もありがとうございました。
期日 令和5年9月27日(水)14:00〜
場所 小城市 ゆめぷらっと小城
演題 寺院の運営
講師 出海俊賢先生(福岡県みやま市 平等山新興寺住職)
(福岡市中央区天神 いづみ税理士行政書士事務所代表)
講師の紹介
昭和38年大牟田市生まれ
大学在学中に渡米、経営学を学ぶ、帰国後僧侶となる。
平成10年いづみ税理士事務所を設立、専門は事業継承・組織再編・相続
役職 日蓮宗福祉共済対策委員会・全国社教会常任委員・福岡県社教会会長
開会の挨拶、佐賀県社教会会長森永憲章より開会・挨拶後
来賓佐賀県日蓮宗宗会議員宮本智昭より挨拶
いま、寺院運営は大変厳しい状況におかれている。地方ばかりでなく、都市部においても寺院離れ、寺離れが進み、今まで通りの運営が難しくなっている。
今回は、出海先生にこれからの寺院運営の在り方を講義していただいた。
一般的な流れ
退職金等については、寺院規則就業規則等について下図のように定めること
宗教法人 不活動宗教法人 解散命令請求等について
宗教法人法の役員等について
寺院規則について
「奠定」(てんてい)と読み規則で「尊定」と間違ってあるとのこと
過去帳の閲覧について
お寺ではじまる終活
まだまだたくさんの内容をお話くださいました。
日蓮宗福岡県社教会檀信徒支援センターの檀信徒ノート(エンディングノート)頂きました大変詳しく書いてあります。ご希望の方はの処にご相談ください。
日時 令和元年12月7日(土)午後2時
施設 杵島郡大町町 医療法人順天堂 介護老人保健施設敬松苑
余興 子供民謡 (民謡 青山会 会主青山陽風)
社教会では佐賀県日蓮宗青年会のご協力を得まして上記のように 令和元年8月28日佐賀県の集中豪雨のとき被災されました、順天堂病院敬松苑・介護施設を訪問いたしました。
@辻副会長の挨拶の後、敬松苑関係の皆様の災害に対してお見舞い行い、社教会と日青会の合同の身体健全・息災延命の加持祈祷を行いました。
A 小城市で活躍されている青山会皆様の民謡をご披露頂きました。
期日 令和元年 9月28日(土) 14:00〜
場所 ドゥイング三日月
演題 いのちの電話の今日的な意義
講師 伊東勝之先生(社会福祉法人佐賀県いのちの電話常務理事兼事務局長)
令和元年度研修会を開催し、僧侶、寺庭婦人、檀信徒約30名の参加で行われました。
開会の挨拶の後、佐賀県宗務所長松島正英様より挨拶があり開会しました。
自殺者の数は全国で平成23年以前は3万人を超えていたが、最近は2万人近くまで減っているがまだ多い状態である。佐賀県内には毎年100名を超える自殺者がいる。
自殺を防ぐためには
私たち一人一人にできること
気付いて声を掛ける
簡単にできるだろうか?
難しい。躊躇する。
・"他愛もないこと"で声かけをする。
・聞き手上手になる。
・声掛け上手になる。
・いたわりの気持ちで接し、話しやすい雰囲気を作る。
共感 医療者には共感が何よりも必要。人の心の痛みや悲しみを自分のことと受け取られるような深い感性を持つこと。103年間を生きて、人間に最も必要なものは優しさ、つまり他人を思いやること。
・相談員になるには・・経歴、資格は問いません。
・健康な方ならだれでも参加することができます。
・所定の手続きを経て、1年間の公開カウンセリング講座・相談員養成講座を修了し、認定を受ける必要があります。
・訓練に必要な費用は自己負担とし、すべての活動に関しては無給を原則とします。
◎ 老人 シニア老人とシルバー老人
シニア老人・・75才以上 シルバー老人・・65才以上
◎ 格差と貧困の時代
生活保護を受けた方が良い 十年先を念頭に置いて将来を考える
◎ 愛・お金・健康
シニア老人のセルフケア 健康については、早寝・早起き
幸せホルモン セロトニン メラトニン オキシトシン
・ セロトニンはイライラを抑えてくれるホルモン、心のバランスを整える作用があるホルモンで、「安心のホルモン」と呼ばれている。このホルモンを出すためには太陽の光を浴びることが必要である。
・メラトニンは睡眠を促すホルモン
・オキシトシンはスキンシップ等、人と人との親密なコミュニケーションの際に分泌されること
日時 平成30年10月30日(火)午後2時
施設 小城市ケアハウス「アミジア」
講師 馬場薬局 ピアノリトミック教室 丹野葉子先生
社教会(藤木弁昇会長)では、小城市ケアハウス「アミジア」に訪問させていただきました。こちらのケアハウスでは、健康で豊かな老後を送れるよう、さまざまなサービスを提供する、60歳以上の自立された方の生活支援施設です。見た感じはマンションのようで、明るくきれいなところでした。
会場となる食堂には、約40名の方が参加され、最初に社教会 藤木弁昇会長より挨拶があり、施設代表の方に寄付金をお渡ししました。次に、社教会会員によるお経と祈願により、入居者の身体健全をお祈り申し上げました。
本年は、唐津市 馬場薬局ピアノリトミック教室の丹野葉子先生に講師をお願いし、リトミック体操をおこないました。リトミック体操とは、音楽に合わせて体を動かす体操で「体と心と脳」を刺激します。それにより参加者の集中力や反応力、社会性、協調性を促進する要素を取り入れています。また声を出すことにより、のどが鍛えられ、肺炎予防といった効果もあるそうです。皆さん椅子に座って、簡単な手指の体操と声出しから始まり、童謡に合わせてトライアングル・タンバリン・カスタネット・鈴などの楽器を取り入れたり、ボールを使って左右の人に渡したり、普段あまり経験することのない動作を楽しんでいる様子がうかがえました。皆さんのノリもよく、多くの人の笑顔も見られ、とても充実した時間を過ごす事が出来ました。今回おじゃましたアミジアは、平均年齢83歳とお聞きしていましたが、体操をされている姿は皆さん20歳くらい若返って見えました。
講師先生は、普段リトミック教室を幼児向けにされていますが、高齢者にとって認知症予防にも効果がある事から、今後はさらに研鑽を重ねて高齢者向けのリトミック教室を開催していきたいとおっしゃられていました。
期日 平成30年9月6日(木)14:00〜
会場 小城市 ゆめぷらっと小城
演題 応急手当の仕方について
講師 小城消防署 北村宣之様 他2隊員
社教会(藤木弁昇会長)では、平成30年度管区研修会を開催し、僧侶・寺庭婦人・檀信徒約30名の参加で行われました。演題は「応急手当の仕方について」として、小城消防署の方においでいただきました。応急手当とは、家庭や職場、周りにいる方に出来る救命処置のことで、いつ・どこで遭遇するかわかりません。いざ、その場面に直面した時、私たちができる手当として胸部圧迫とAEDの使い方を実践しました。
○ 胸部圧迫について
救助者が呼吸をしているか確認します。胸や腹部を見て判断し、普段通りの呼吸がない場合、胸骨圧迫を行います。両手を重ねてひじを伸ばし、胸の真ん中を強く圧迫しますが1分間に100〜120回が目安です。絶え間なく全身に血液を送らなければいけないので、協力者がいれば交代で行います。
○ AEDについて
日頃から行く施設などに、AEDが設置されているか確認しておくとよいそうです。電源を入れ、電極パッドを胸に張ると自動で心電図の解析を行い、必要であれば電気ショックを行うので、操作する人は必ず救助者から離れる。すべて音声メッセージで指示をしてくれるので、それに落ち着いて従う。
○ 勇気をもって
救助者を発見した場合は、まず周りの安全を確認し、近づきます。意識レベルを確認するため、耳元で呼びかけながら肩をたたき反応を見ます。反応がない場合、周りに助けを呼びかけつつ119番に通報します。協力者がいて、AEDがあることがわかっていれば、持ってくるよう依頼します。通報時の注意点として、電話を切らないでほしいそうです。救急隊はその場の状況を知りたいので、こまめに伝えるよう心掛けて下さい。119番通報後、到着まで平均で8分かかるそうです。それまで応急手当をするかしないかでは生存率にも関わってきます。周りを気にせず行ってほしいと言われました。また、こうした処置を忘れてしまっていても、電話口で通信指令員から指導を受けることができるので、あせらずに対応してください。たとえ何も出来なかったとしても、周りへの声掛けと通報、そして救助者のそばにいてあげるだけでも違うと思います。一連の行動も、その方を救いたい、何とかしたいという気持ちから起こるものです。勇気を持った行動ができるように常日頃より考えておかなければと思いました。
期日 平成29年9月27日(木)
会場 小城市 ゆめぷらっと小城
演題 ニセ電話詐欺被害の防止法
講師 小城警察署生活安全課 和田 秀敏様
社教会(藤木弁昇会長)では、平成29年度管区研修会を行いました。演題は「ニセ電話詐欺被害の防止法」として、小城署の方に講演をいただきました。
車上ねらい・振り込め詐欺・還付金詐欺・架空請求等の映像を視聴しながら解説をしてもらいました。
電話詐欺等、以前より社会問題として大きく啓発活動も行われている昨今でありますが、昨年の詐欺被害総額は、過去最多の2兆円超となっています。
個人情報の入手先も、卒業アルバムや各種名簿が流失しており、ある程度ターゲットも絞り込む事ができます。電話の最初から最後まで辻褄があっていて、ストーリーとしては完璧な内容を彼らは作り上げています。
被害者の98%は、ニセ電話詐欺の事は知っています。
自分は、絶対に騙されないという自信があっても、詐欺師は、相手をあせらせ、冷静に考える時間を持たせないという話術だけで信じ込ませます。
また、しっかりした人ほどこのような被害にあうと、自信喪失や周りの家族との関係も危惧されるので、しっかりとした心のケアも大切です。
私たち僧侶も、常日頃より檀信徒の皆様と接する機会があるので、啓発活動に努めていかなければいけません。また今後そうした被害に遭われた方への対応や支えになれるよう、今回の研修を活かしていきたいと思います。
また、平成29年12月には、小城警察署において社教会が防犯サポーターとしての委嘱を受けました。改めて、被害防止活動の推進を行って参ります。
平成28年10月28日(金)午後2時より、ゆめぷらっと小城において、日蓮宗佐賀県社会教化事業協会の研修会が開催され、約40名の方が参加して行われました。
講師は、佐賀新聞社専務取締役・編集主幹 富吉賢太郎様で、演題は「私が出会った感心な人たち」です。
富吉さんは、十年間に渡って佐賀新聞の「有明抄」を執筆されていました。インターネットで誰もが朝刊を読める時代になり、何時も間違いを指摘され、いつも答案をさらけ出している状態で、点数をつけられているような緊張した日々だったと言われていました。沢山の人と出会い、沢山の人達に驚かされ、その全ての人達を紹介したいという熱い気持ちが伝わって来ました。どの話も、さも、そこに居たかのように情景が目に浮かび上がるもので、人と言葉を大切になされている姿勢が伝わりました。
富吉さんは、「我々社会的動物は人と接しながら、優しい言葉を懸けられる人になりたい。人間一生勉強と言うが、人の話をちゃんと聞けるかどうか、おもしろいとか、おもしろくないという聞き方もあるが、人の話を聞けない人が多い。ちゃんと聞いて欲しい。」と言われました。
法華経には、経文を聞いて心から喜びありがたく受け止め、それを他の人に伝えることが尊いと説かれています。
皆さんにとってたくさんの感心する人がいると思います。また、これから出会う事があると思います。いい言葉と出会い、勇気を貰ったなら、周りに紹介したり伝えるようにしたいものです。
熊本地震は4月14日の前震、16日の本震ともに震度7という強烈な地震でした。余震も5月14日まで1,444回を記録し、避難者は10,312人、建物被害84,922棟と報じられています。
今回、社教会が中心となって、布教師会・修法師会・声明師会の4会有志のご協力のもと、支援物資を益城総合体育館の被害者支援事務局へ届ける活動を行いました。
4月30日午前3時に龍光寺様に集合して復興支援物資を軽トラックに積み込み出発致しました。
益城町へ入っていくと、テレビや新聞等の報道の様な倒壊した家屋等が次々に目に飛び込んで来ました。道路の不具合なのか、交通整理をする警官の姿が目につくようになり、これが被災全体のごく一部かと思うと愕然としました。
午前7時前に益城総合体育館に到着。その中には、1,200人程の被災者が避難生活を送っているとのことでした。ここも地面が裂け、マンホールがまるで隆起したかのように地盤が沈下していました。
事務局の方が出迎えて下さいました。彼女は宗門の信徒さんで支援活動の要の人です。疲労の色が濃く、余震が多く不安で寝不足の日々が続いているとのことでした。避難状況をお話し中は気丈でも、移動しながら話していると「もう、恐かったです・・・。」と一瞬涙をこぼされました。お風呂は自衛隊が準備してくれているとの事。
荷下ろしが終わり、藤木弁昇社教会会長の挨拶の中に「この軽トラックも支援物資です。支援活動に役立てて下さい。」との言葉に荷下ろしの手伝いをしていたボランティアの方々から「オー」という驚きと喜びの声があがり笑顔に包まれました。
この軽トラックは、龍光寺 森永上人のご親戚の方で、本年3回忌をお迎えになられる旦那様の愛用車だったものを、ぜひ支援に役立てて欲しいと奥様が御寄付されました。ボランティアさんの喜んだ姿はきっと、亡き旦那様もお喜び下さることと拝察します。
それから、熊本県宗務所、濱田所長様に義援金をお届けに向かいました。
途中、加藤清正公のお寺 本妙寺に参りましたが、境内地も大小の亀裂が生じ、祖師像、仁王像、石段、石壁、墓石、石灯篭等倒壊しておりました。
宗務所長のお寺、延寿院様では、山門を入るなり石塔や、墓石が倒壊しており、堂内は御宝前とその近くだけ何とか畳を敷いたばかりで、倒れて壊れた仏像も自ら修復されたと濱田所長様の説明がありました。御宝前に向かい、地震でお亡くなりになられた49人、関連死19人のご冥福をお祈りし、行方不明の学生が一日も早く見つかりますように、重傷者384人を含む方々の体と心の傷が一日も早い快復を、又、被災者の日常の生活が早く戻るようにと、心を込めてご祈願させて頂きました。
壊れている物が多くて、重くて、人手も費用も余震の終結もわからない、断水約2700戸、お子さんの転校、施設待ち等々不安をあげるときりがありません。心の痛むばかりです。
宗祖日蓮大聖人が「立正安国論」の中に
「何(いず)れかの所にか世を遁(のが)れん、汝すべからく一身の安堵を思えば、先(ま)ず四表(しひょう」の静謐(せいひつ)を祷(いの)るべきものか」とおっしゃっておられます。
これは、「我が身が安んじて生きることの大事さをいうまでもない。だが人は一人では生きられない。人と人の間に処して人は生きる。それ故一身の安堵は万人の安堵。全体の安堵なくては保証されない。全体の安堵四表の静謐が優先する。まず何をおいても世の中が穏やかになることを祈らなければなりません。全体の幸福があって始めて個人の幸福があるのです。」とお諭しになっております。
生かされている命と大切に向きあいお過ごし下さいますように。決して一人ではありません。諸天善神の御加護がありますように、一日も早い復興を全国民が応援しています。 合掌
社教会では、12月6日(土)多久市にある救護施設「しみず園」(利用者114名)に訪問しました。
救護施設とは、身体や精神に障がいがあり、経済的な問題も含めて日常生活をおくるのが困難な人たちが健康に安心して生活するための保護施設です。
まず、社教会藤木会長のあいさつ後、施設へ金一封を贈呈し、利用者の健康を願い、お経をお読みしました。
続いて、小城ウインドアンサンブルの皆さんによる演奏会が行われました。
楽器の音と説明をわかりやすく紹介しながら誰もが口ずさめる曲を披露され、自然と手拍子が起こり、笑顔が広がりました。
短い間ではありましたが、共に楽しい時間を過ごしました。
利用者の皆様がこれからもイキイキとお過ごしになられますように。
社教会(藤木弁昇会長)では、管区研修会を10月23日(木)に、佐賀市龍光寺(森永憲章上人)において開催し、教師・寺庭婦人・檀信徒約40人が参加しました。
講師に、大分県妙瑞寺 菊池泰啓上人をお招きし、「これからのお寺のあり方について考える −永代供養の取り組みからの検証−」という演題で行われました。
超高齢化社会を迎え、家(家族)のあり方も随分変化してきています。それに伴い檀家制度のあり方も考えなければならない時が近い将来やってくると考えられます。まだ、永代供養という言葉があまり聞かれない平成10年より、家族制度の変化に対応した永代供養墓を運営する過程で、現在までの取り組みと検証を紹介されました。
従来の墓は先祖代々しか守っていけないが、後継者がいなくてもお寺が管理してくれる安穏廟という永代供養墓を造園設計士に依頼して造成し、お墓に付いて考えるシンポジウムを開催しました。併せてNPO法人の研修会でこれからの葬儀を考える会で講演し安穏廟ついても運営方法を説明されました。
それとともに、亡くなった時の連絡先並びに、葬儀の方法(エンディングプラン)を細かく記入できる葬送気配り帳(エンディングノート)を作成して配布し、お寺で葬儀社を招いて模擬葬儀を行い、葬儀についての理解を深めてもらう試みをされています。その後樹木葬も開設し、後継者のいない利用者でも安心して利用できるよう、細かいサポートが行われています。
墓離れといわれて久しいが、菊池上人のお寺はみんなが安心して集えるお墓作りを目指し「寺を核とした結縁」が永代供養墓を通して生まれました。
この先、地方においてもこの問題は増えると思われます。社会の変化に対応していくために、大変参考になる研修会でした。
佐賀市(旅館あけぼの)に於いて、教師・寺庭婦人会合同の研修会を開催しまし。
講師として宮崎県立正寺住職森下恵裕師を迎へ「寺に相談に来た人への対応の仕方について」と題して研修会を行いました。
不登校、引きこもり、統合失調症、うつ病などの具体例を挙げながらの解説でした。
また「お寺は人々の心の癒される所」を念頭に、話を良く聴き、安心を得てもらうことが大切であるという話でした。
参加者からは「悩みというより迷いに対応できる道場として、お寺を活用していきたい」という声が聞かれました。
佐賀県社教会年間活動の一環として、楽団「小城ウィンドアンサンブル」と共に佐賀市北川副町光法 社会福祉法人つぼみ会特別養護老人ホーム「つぼみ荘」(施設長 吉原喜美子)を訪問しました。
演奏に先立ち、世界平和、施設利用者の健康と寿命長久、つぼみ会の益々の繁栄を祈念して、日蓮宗修法師の出仕のもと、修法法楽加持が行われました。
その後、藤尾会長の挨拶があり、演奏が始まり、音楽会ではテレビでお馴染みのサザエさんや水戸黄門の主題歌、箱根八里の半次郎、上を向いて歩こう、など親しみのある曲ばかり一時間にわたり演奏され、曲に合わせて体を揺らす人、手拍子をする人などの姿が見られました。
終了後、施設長より「楽しい時間を過ごさして頂きました」と挨拶があり、和やかなひと時を過ごしました。