お釈迦さまが説かれた最高の教え「妙法蓮華経」、略して「法華経」をよりどころとして成り立っています。仏教は「八万四千の法蔵」といわれ数えきれないほどのすばらしい教えが残されていますが、日蓮宗は法華経を「諸経(しょきょう)の王」すべてのお経の中の王様としてとらえ、よりどころとしています。仏教の目的が「仏になる」こと、つまり「成仏」にあることは言うまでもありません。法華経は、すべてのものが仏になることができる教えであり、日蓮宗の最終目的もすべての人の「成仏」です。
日蓮宗はお釈迦様の説かれた最高の教えである法華経をよりどころとする宗団です。 この法華経を身をもって読まれ布教をせられた日蓮大聖人を宗祖と仰いでおります。 本宗の教義は法華経の魂を御題目に込められた宗祖の教えに導かれた私たちが信行に励み、この教えを弘めることによって、やがて世界の平和と人類の幸福ひいては個人の幸せにつながることを確信できる教えであります。
《宗徒の信条》